【読書】人気YouTuber・えらいてんちょうの最新作を読んだ感想

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読書録
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どうも、共働き整形外科医のアラサーキンです。

みなさんいかが、お過ごしでしょうか。

私がどういう者かについては、

https://note.com/kakedasi_dr/n/n8ac71c0707b6

に書いていますのでよければご覧ください。

最近読んだ本の話シリーズ。

Kindleで本を読むようになって、読みたい本をいくつかためてはいたもののなかなか読めてはいませんでした。最近時間が取れ出したので、読書もできています。

今回は、えらいてんちょうさんの最新作でAmazonでもベストセラーとなっている『しょぼ婚のすすめ 恋人と結婚してはいけません!』を読んだ話。

題名に惹かれてKindleで購入し、あっという間に読んでしまった。

『しょぼ婚のすすめ 恋人と結婚してはいけません!』と言う題名でまず目を惹かれる。しょぼ婚ってなに。恋人と結婚してはいけないって何。この時点でこの本の作者や編集の方の大勝利ですね。人を惹きつけるキャッチコピーを考えられるのはすごいなと思います。ブログを書き始めてからなおさらですが。

結論から言うと、本書はこれから結婚する人、結婚を迷っている人、そしてもう結婚している人その全てにオススメできる本です

結婚しない人が増え、お金がないと結婚できない・結婚なんてしないほうが幸せだなどと言う人が増えてしまっている日本において作者は、「結婚はこんなに良いんだ。どんどん結婚しよう。そして幸せになろう」と訴えるのです。

読み始めるとあっという間に読めてしまうほど引き込まれる。作者の文体自体がかなり読みやすいのも良い。飾らない、そして優しい作者の人柄が現れているのだろう。(本人のことは全然知らないですが、。)

私も実際に読んですぐに実行しようと思えることがいくつもありました。

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「えらいてんちょう」ってどんな人?

本の内容の前に、作者のえらいてんちょうとはどんな人物なのかについて。

1990年12月30日生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。バーや塾の起業の経験から経営コンサルタント、YouTuber、著作家、投資家として活動中。

昨年12月には初著書『しょぼい起業で生きていく』(イースト・プレス)を発売し、ベストセラーに。朝日新聞ほか多くのニュースメディアで取り上げられたことで男性女性から幅広く支持されている。YouTube「えらてんチャンネル」のチャンネル登録者数は約14万人(2019年6月現在)。

えらいてんちょう. しょぼ婚のすすめ 恋人と結婚してはいけません!Kindle 版.

慶應義塾大学経済学部を卒業され、リサイクルショップやバーの経営を経て、現在は経営コンサルタント、著作家、投資家、YouTuberとして活躍されている方。うーん、マルチだなぁ。同年代にこんなすごい方がいるなんて知らなかったです。前の著作の「しょぼい起業で生きていく」も良く売れているみたいなのでまた読んでみます。

作者のインタビュー記事もわかりやすく、作者の経歴や考え方などわかりやすいです。

起業のヒントは「寅さん」にあった えらいてんちょうさん「しょぼい起業で生きていく」|好書好日
「組織で働くのが無理なら起業を」「準備資金がゼロでも大丈夫」――。独自の経営論をネット上で説き、再生回数を増やし続けるユーチューバー「えらいてんちょう」さん。初の著作「しょぼい起業で生きていく」(イー...

本の構成

簡単な本の内容の紹介。本の構成は以下になってます。

  1. 結婚とは投資である
  2. 結婚すればちゃんとなる
  3. 今日がいちばん結婚しやすい日だ
  4. 結婚相手はペットだと思え
  5. 縁側でお茶を飲むのはセックスです
  6. パパ友ママ友は友ではない
  7. えらいてんちょうとてんつまのしょぼ婚Q&A

6章に関しては、まだ子供がいない身としてはあまりピンとこない部分も多かった。しかしそれ以外は共感しまくれる内容だった。パートナーとうまく行っていない人やこれから結婚しようとしている人は一度読んでおくべきだろう。

個人的にこの章だけ読んでと人に勧めるとしたら、第4章。主に夫婦がどうやって幸せに、そして気分良く生きて行くかについて様々なヒントが書かれている。

夫婦とは言っても、元は別の家庭、様々なバックグラウンドで育ってきた者同士。そりゃ全ての価値観が同じなんてわけないですよね。

作者が例に出されていた、部屋の綺麗度に関する夫婦間の価値観の違いの話などは思わず、私も奥さんにラインしました。笑

帰宅するときに上着を、放り投げてしまう夫とそれが嫌な妻。最終的には妻が、玄関に上着を放り投げるようのバスケットを置くことで解決する話が最高でした。(うちの家もこれくらい奥さんが寛容になってくれたら良いな〜。なんて言うとまた怒られそうですが、、。)

価値観や考え方が違う者同士が同じ屋根の下で生きていく。多くの時間を共にするわけですから、なるべく二人で上機嫌でいられる方がいいに決まっています。それで仕事の成果も上がってくるとすればなおさらです。

相手にしてもらう時は丁寧に依頼をする。自分が家の仕事を頑張った時は、自ら褒めてもらおうとしたって良いじゃないか。作者の優しい言葉は、パートナーとの関係で悩んでいる、よくケンカをしてしまっている読者にきっと刺さります。

結婚は大変なこともそりゃあるけど、そんなこと差し引いてもだいぶ良いもんだよ。

そんなメッセージがずーっと伝わってくる内容になっています。

しょぼ婚とは

ところで、しょぼ婚とはどう言う意味なのか。

この本を読む人が誰もが気になるところですが。案外あっさりと説明されます。

本書で取り上げる「しょぼ婚」は、「しょぼい結婚」を略した造語で、「とりあえず婚姻を成立させ継続させること、そして社会を成立させ維持していくこと」を目的としています。そして、「結婚」というものが持つ意味をミニマムに切り分けた上で、皆さんが何となく感じている「結婚というもののハードルの高さ」を払拭し、結婚を、その本質を核として再構築することを目指しています。

えらいてんちょう. しょぼ婚のすすめ 恋人と結婚してはいけません! Kindle 版. より

しょぼ婚とは、作者の造語なんですね。結婚に対するハードルを下げるための作者の意図が込められた言葉なんです。

結婚する前からあれこれ悩むのやめようよ。結婚してから二人で色々取り組んでいけば良いんだ。その気概が何より大事なんだ。

作者のこの文章に私は当直室で心打たれました。まさしく私の考えていたことと同じでした。

結婚は二人でするもの。あれこれ先に考えても思うようにいくとは限らない。結婚してからその都度二人で乗り越えていけば良いじゃないか。私も同級生の中ではかなり早い方に結婚しましたが、常にそう思って生きています。

結婚でいちばん大切な条件とは

本書でいちばん印象に残っているところを紹介しておきたい。結婚相手の条件に関して作者が考えを述べているところ。

もっとも大事なことは「一緒にいて不快ではないこと」です。顔、声、話し方、雰囲気、匂い、そういったあらゆることを好ましいと思えるか。夫婦というのは朝から晩まで長い時間を共に過ごし、楽しいことも辛いことも一緒に経験を重ねていくのですから、「この人と一緒にいるのは心地良い」という感覚は絶対に必要です。

えらいてんちょう. しょぼ婚のすすめ 恋人と結婚してはいけません!

私もまさしく、これだと思います。結婚すると言うことは、ただお付き合いすると言うこととは違う。嬉しい時もそうでない時も、どんなときも一緒にいるのが夫婦。だとすれば、一緒にいる心地よさは何よりも大切です。いや、むしろそれ以外のことは後からどうにでもなる、、はずです。

人は結婚しようとするときに、相手の職業や年収、容姿や家柄など様々なことを考えます。そして色々迷った挙句に、自分の考えと合わない点やダメな点を見つけてしまい結婚に至らない。こんなことが多いことに作者は疑問を呈します。相手の年収を見て結婚しても、相手が働けなくなったり経営している会社が倒産したら終わりだからです。

そんなことよりも、長い人生を一緒に乗り越えていける、居心地の良い相手を選ぶことを作者は勧めています。

何よりも妻と子供が大切と言う作者の言葉は響きますね。この居心地のよさと言う点は、なかなか言葉にするのは難しいところですが、私もとても大切だと思います。またこの居心地の良さについては今後も考えて生きたいテーマの一つです。

最後に

ここではあまりかけませんでしたが、この本は他にも夫婦で家事を分担するときにどうするか。意見が対立したときにどうするか。引越しの時のご近所さんとうまくやる必殺技。など色々為になることが書かれています。

これから結婚する人にもそうじゃない人も、そしてもう結婚している人にもおすすめできる一冊です!

興味ある人はぜひ一度、手にとって読んでみてください。

ではでは!!今日はこの辺で!!

Adios!!!!

 

コメント

  1. […] […]

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