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学会発表は勤務医にとって贅沢な楽しみ

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医者夫婦

どうも、共働き整形外科医のアラサーキンです。

みなさんいかが、お過ごしでしょうか。

「書きたいことを書く」という信条のもと今日も書きたいと思います。

読んでくださる方の何か一助になってくれたらこの上なく嬉しいです。

私がどういう者かについては、

自己紹介|🦴共働き整形外科医🦴
挨拶 初めまして、関西在住のアラサー勤務医"アラサーキン"です。 現在は整形外科の勤務医また1児の父として、 愛する妻とともに日々仕事・育児・家事に追われる充実した毎日を過ごしています。 これから情報発信していくにあたり簡単に自己紹介しよう...

に書いていますのでよければご覧ください。

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学会発表はめんどくさい?

学会発表というと、研修医の頃は内科のローテ中などに上級医から言われてやらされる

正直めんどくさい、大変なもの、という印象がある人が多いでしょう。

私もそうでした。。。

文献を調べたり、スライドを作ったり、質疑応答に怯えながら発表したり、

研修医の時は確かに大変なイベントだ。

自分も神経内科のローテーション中に珍しい神経疾患の患者さんの担当になった時に、

学会発表をした。整形外科を専門にしたいと考えていた自分にとってはなかなかしんどいイベントであった。(今思うと、こんな自分に熱心に指導してくださった指導医に感謝しかない。)

そんな学会発表ですが、自分の好きな(専門とする)分野ができてくるとすごい楽しいイベントになります。

自分は後期研修のローテした病院が臨床研究を積極的に行っている病院であったこともあり、指導もしていただけたので、日々臨床をしながら疑問に思ったところや論文を読みながら「これってうちで調べたらどうなるんだろう」考える癖がつきました。

勤務医で臨床研究をするのは楽しい

私が勤務医をしながら臨床研究をすることをお勧めする理由はいくつかあります。

自分の調べたいことが調べられる

日々診療をしながら、これってどうなんだろう?このインプラントの長期成績ってどうなんだろう?といった疑問はよく浮かびます。

論文を調べて解決することならいいですが、解決しないことも多いです。

そんな時に実際に調べてみることができるのが臨床研究の楽しいところかなと思っています。

もちろん前向き研究で検査法や治療法を比較するような研究は倫理的にクリアするハードルも高く、簡単にはできません。

でも、すでにあるデータを後ろ向きに観察し検討する後ろ向き研究なら比較的取り組みやすいです。

既存の論文ではわかっていないところを自分の研究で少しでも明らかにできると、純粋に嬉しい。もちろん、大規模な研究やIFの高い論文雑誌に投稿するというのは大変ですが、データを調べてまとめて学会で発表するだけであればそこまで大変ではありません。

期待していた通りのデータになる時もあれば、そうでない時もあります。

どちらでもいいんです。どんな結果だったとしても発表することが大切です。

期待通りの結果であれば考察も自分が研究を始めるときに考えていた筋書き通りに考えられるのですすめやすいですが、期待通りにいかなかった時もなんでそうなったのだろうかと考えると視野が広がっていきます。

日々の忙しい日常業務の間をぬってデータ収集した訳ですから、どんな結果になろとも学会発表という形にまとめて発表することが大切ではないかなと考えて、いつも発表するようにしています。

学会場で旧友や元同僚、恩師に会える

学会発表をすると、現地で同じ分野で頑張っている旧友や元同僚、恩師と再会できます。

医者をしていると、医局人事で関連病院をどんどん異動していきます。。。

住む地域が変わったりすることもザラですから、同僚の先生や恩師とも同じ病院で働き続けられることはないんです。

しかし、学会発表をすると離れてしまっていた先生方とも会えます。恩師には自分が今も頑張っている姿を見せることもできます。

旧友や元同僚と現地で美味しいビールを一緒に飲むことも学会の楽しみの一つです。

学会発表は旅行に行けるようなもの

学会発表は、所属先の病院としても業績になります。

なので、学会発表の際は出張扱いであり交通費宿泊費、学会参加費も病院が出してくれます。(病院によって多少ルールは違う可能性はあります)

整形外科の学会の場合は会員数が多い関係もあり、神戸横浜などよく開催される場所は決まっていますが、東北や札幌、九州など各地で開催されることも多いです。

学会に行くと言っても学会の前と後には時間があるので多少の観光もできます。自由時間がたんまりあるわけではないですが、

自分の研究成果を発表できて、かつ旅行もできる。これ最高ですよね。

共働き夫婦が学会発表の際に気をつけるところ

共働き夫婦として忘れてはいけないことは、自分が学会に行っている間は

自分のパートナーが家を守ってくれているという点です。

子供のいる家庭の場合は自分が学会参加している間はワンオペ状態になってしまいます。

この点だけは忘れずに、自分はしっかり現地のお土産を買うということを徹底しています。

やっぱりパートナーへの感謝は日々忘れずに生きたいですよね。

勤務医は学会発表をするべき

色々書いてきましたが、結論は

勤務医の皆さん、どんどん臨床研究をして学会発表をしましょう

ということです。

総合病院に勤務していると、各種検査機器も揃っており、手術もしている、各診療科の先生にすぐに聞ける、患者数も多いと臨床研究をするには有利な点が多いです。

所属先の業績にも貢献できて、自分の業績にもなり、おまけに旅行にも行ける。

こんな特典のある学会発表しない理由がないです。時間的に忙しく、大変ではあるのですが、、。

頑張る価値は十分にあると思っています。

理想を言えば、そのまま研究内容を英語論文にどんどんしたいのですが、、。英語論文にするのには学会発表とはまた全然違うハードルがあります。私は現在特訓中です。

それではこの辺で!!!

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