どうも、共働き整形外科医のアラサーキンです。
みなさんいかが、お過ごしでしょうか。
私がどういう者かについては、
に書いていますのでよければご覧ください。
今回は最近読んだ医学統計に関する本の紹介です。
統計
統計に関しては、医学生の時に勉強して以降はあまり勉強していませんでした。
論文を読んだりする上で、内容を理解するための最低限?の知識は持っているつもりでしたが、
検定の方法や、そもそも何故この検定を使うのか、など分かっていないことも多く、
勉強しないとなあ〜
と思いつつもなかなか勉強できていなかったのです。
しかし、多くのデータをまとめて、検定する必要がでたため統計を勉強しようと思い立った訳です。
医学統計の基礎のキソ
「内科医たくゆきじ」先生の紹介されている記事に行きつき、まずはこの3冊を買ってみました。
この先生のブログはすごいです。どうやってこんなブログにしているんだとろうと驚きます。
自分なんて、記事すら全然書かずに放置になってしまっていることが多いのに、、、。すごいです。
読んでみると、上の記事に紹介されているように、統計について本当に基本的なところから解説されていました。
内容としては、すでに統計手法を使ったことのある先生にはやや簡単すぎるかもしれません。
3冊通読でも半日で読めましたので、最初のとっかかりとしては丁度いいです。
p値とは、分散とはといった基本をおさらいできます。
印象に残ったところとしては、
文章が理路整然と書かれていなければ、その研究はあまり臨床に役に立たないと判定する。
医療統計の基礎のキソ3 より
ですかね。
読んでもでよく分からない内容の論文はいい論文とはいえないという点には強く賛成できます。
「論文になっているから、信頼できる内容だ」と決めてかかるのもやはり良くないですね。
この本に書かれている通り、論文の目的、統計の手法など見た上でエビデンスとして信用できるのか吟味する姿勢が読者には大切。
統計を手段としてしっかり使えるようになりたいものです。
ではでは!!今日はこの辺で!!
Adios!!!!
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