【読書録】こどもを野に放て! 春山慶彦

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整形外科
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どうも、共働き整形外科医のアラサーキンです。

みなさんいかが、お過ごしでしょうか。

私がどういう者かについては、

https://note.com/kakedasi_dr/n/n8ac71c0707b6

に書いていますのでよければご覧ください。

本日紹介するのは、YAMAPアプリの創業者である春山慶彦さんの本です。

こどもを育てるようになり、どう育てていけばいいか悩んでいる人には是非読んでもらいたい本です。

感覚を研ぎ澄ますためには身体が大事です。感覚をどう磨いていくか。自分の身体は、世界を近くし受け止める一つの受容体(メディア)でもあります。だからこそ自分の身体が生き生きしていることが知覚を磨く原点です。登山やアウトドア、ヨガでもサウナでもいいから、身体の感性を磨くことにもっと時間と意識を傾けた方がいい。

では何からはじめればいいのか。私は衣食住から見つめ直すことだと考えています。衣食住が人間の原点です。まずは、この生きる原点を、自分で取り戻すことからはじめてみる。すべてを人任せにせず、当事者になる。まず、どれでもいいので一つは自分でやってみる。やってみて、自分で続けたいと思ったらやり続けてみる。衣食住、人間の生きる原点をすべて人任せににしてしまうと、生きる意味や、生きるわくわく感が、どんどん減っていってしまいます。

そして、自分のいのちが祝福されている実感が得られることも、自然経験の大事な視点です。役に立つかどうかではなく、存在として自分はここにいていいのだという実感が自然経験を通して得られる。生まれてきたことに感謝し、二度とない人生の奇跡性を信じる瞬間が、自然経験の中にはたくさんあります。こうしたいのちの原初的な感覚は、生きることを尊いものにしてくれます。

真に知性的な行動とは、こうした身体性に裏打ちされた感性から生まれると思います。それを育む場所として最適なのが自然であり、自然経験こそが最上の教育であると、私は信じています。

ではでは!!今日はこの辺で!!

Adios!!!!

 

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