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【読書】【共働き】「正しいパンツのたたみ方」南野忠晴 著

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医者夫婦

どうも、共働き整形外科医のアラサーキンです。

みなさんいかが、お過ごしでしょうか。

「書きたいことを書く」という信条のもと今日も書きたいと思います。

読んでくださる方の何か一助になってくれたらこの上なく嬉しいです。

私がどういう者かについては、

自己紹介|🦴共働き整形外科医🦴
挨拶 初めまして、関西在住のアラサー勤務医"アラサーキン"です。 現在は整形外科の勤務医また1児の父として、 愛する妻とともに日々仕事・育児・家事に追われる充実した毎日を過ごしています。 これから情報発信していくにあたり簡単に自己紹介しよう...

に書いていますのでよければご覧ください。

まだまだ駆け出し夫婦なので日々、家のことで揉めてしまうことが多いです。

服の干し方のこと、掃除の仕方、食事の準備など様々なことで揉めてしまうのです。

今まで他人だった二人がいきなり一緒に暮らすのだから、そりゃ揉めて当然と言ってしまうとそうなのですが。何か良い方法は無いのか、他の夫婦はどうなっているのだろうと疑問に思っていました。

以前に書いた、えらい店長が書かれている「しょぼ婚のすすめ」も悩んでいるときに読んでみた本です。夫婦の結婚生活をうまく送る秘訣を色々と書いてくれていました。また読んでみてください。

今回は、知人から勧められて読んだ南野忠晴先生「正しいパンツのたたみ方」を紹介します。

題名がかなり目を引きますが、中身もすごいです。

ちなみに「パンツのたたみ方」という題名について。本の最初の話に出てくる「パンツのたたみ方で奥さんに怒られるある男性」に相談を受けた筆者。その筆者が読者に家事・家庭科とはなんなのか、夫婦とは、家族とはなんなのかという内容を読者に授業しつつ、この相談に答えて行くという基本的になっています。

実際に私も服の干し方、野菜の洗い方など細かなところでよく奥さんに怒られるので、まるで自分が相談者かのように錯覚しながら読み進めて行くことができました。

私と同じような状況の男性も多くいるのだなあと、安心すると同時に感動しました。笑

本の内容

本の構成は以下のような感じです。

  • はじめに
  • 序章 家庭科を学ぶ意味
  • 1章 今生きているワタシ
  • 2章 家族の中で生きる
  • 3章 社会の中で生きている
  • 終章 ゆたかに生きるためのスキル

どの章も読み応えがある量ですが、筆者の優しさが伝わる文体で非常に読みやすいです。

南野忠晴先生がどんな人かというと。

大阪府立高校で英語の教師として13年間務められた後に、家庭科で教員採用試験を再受験し、大阪府立高校で初めての男性家庭科教員となられたユニークな経歴の先生です。2016年まで家庭科の教員として勤務され、現在は三重県津市美杉町で地域密着型のカフェ『葉流乃音(はるのん)』を営業されているそうです。

ぜひ一度お店を訪れてみたいですね。

美杉の小さな庭でおきていること ~カフェ葉流乃音のつれづれ~
町ナカ(大阪府堺市)から 山ナカ(三重県津市美杉町)に移住した店主夫婦が 日々のアレコレを写真とともに綴ります【美杉の小さな庭でおきていること ~カフェ葉流乃音のつれづれ~】

はじめに

最初の章では、筆者が家庭科の教師になった経緯や家庭科を学ぶ意義が書かれています。

筆者も最初から家事など家庭のことができていたわけでは無いと書かれています。結婚し、家事育児を経験し、家庭科を学ぶことによって一つ一つ習得していったそうです。

私はここで一安心しました。こんな先生でも最初からできていたわけではなかったのです。

はじめににこんな風に書かれています。

 いま、自分でもできることなのに、家庭のだれかにやってもらっていることはありませんか。また本来は自分でやることなのに、人に頼っていることはありませんか。食事、洗濯、掃除、買い物等々、暮らしの一コマ一コマを思い出してみてください。

自分の暮らしを自分で整える力、それを「生活力」と僕は読んでいます。「生活力」があると毎日を気持ちよく暮らせます。少々のことがあっても、簡単にへこんだり、折れたりすることもありません。なぜなら、暮らしを切り盛りしてきた自信が、「なんとか生きていけるさ」という自信をも生み出すからです。

正しいパンツのたたみ方 より引用

ここは刺さりますね。筆者のいう生活の一コマ一コマで、私はあまりにも奥さんに頼ってしまっていたからです。

学生生活では6年間は親元を離れて、一人暮らしをしていたので身の回りのことは自分でできると思っていました。しかしいざ二人で暮らし始めると、家庭のことの多くを奥さんに任せてしまう状態に戻っていたのです。

夫婦とはいえ他人の二人が一緒に暮らすわけなので、やはりお互いに家庭での役割を果たしていくというのが大事なのでしょう。

男性こそ身につけるべき「生活力」

この本の全般で語られていることですが、家事を通して生きる力を高めて行くこと、「生活力」と筆者が言っている力。この生活力という一見よくわからない言葉。

この生活力こそ私も大切だと思いました。自分の身の回りのことが自分でできること、すなわち自立することは、そのまま生活する上での自信につながると筆者は語ります。

そういう意味では私などは全然自立はできていないということになります。笑

1章ではこの自立に関して面白い授業の内容が書かれています。それは「自立度チェック表」を使うというもの。この表はA~Dに分かれている各項目の簡単な質問に従うだけで。80点満点で点数をつけられて自立度を図れるものです。

高校生なら55点で自立とされていますが、これが私の場合なかなか厳しいラインでした。笑

ぜひ、家庭のことで悩んでいる特に男性の方は一度自立度チェックしてみてください。自分の現在位置を知ることから始めましょう。

まとめ

この他にも、2〜3章で夫婦とは家庭とは、さらには社会の中でどう生きるかまで家庭科のテーマに沿って筆者が教えてくれます。

この本を読んで、家事は楽しいもので自分のためにもなる。ということをしれました。しかし、理解しても実践しなくてはなりません。

自分のことはしっかり自分でする。さらには家庭のことにも目を向けて行く。目の前の家の仕事をおざなりにしてきた自分を反省し、今日からは少しずつ家庭のこともできるようにして行こうと思える本です。

奥さん
奥さん

まずは出不精を直した方がいいよ。

アラサーキン
アラサーキン

はい、頑張ります。。

ではでは!!今日はこの辺で!!

Adios!!!!

 

コメント

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